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2015年7月 7日 (火)

あまざけ(白牡丹酒造)

※本品はお酒じゃありません

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720ml詰・900円(消費税は別途)

米粒がそのままだから口当たりは
もの凄く柔らかくして失敗した粥のごとし。
甘み(風味)が白牡丹のお酒の甘味。
ここが本品の特徴である。お奨めする。

酒粕で造った「甘酒」は,あれはあれで良い物だ。
春先には酒粕を買ってきて自作すれば,なお良い。
某地方都市あたりは時期になると吟醸酒粕なんて
良く置いてあるから楽しむ機会は幾らでも。

問題は「本格あまざけ」には,
香味が個人の嗜好に合わない物がある。
製造にお金がかかるので,
どれも結構良いお値段がするものだから,
イマイチな物に当たると,どうしようもない…



昨今はやっているらしい「本格あまざけ」
「飲む点滴」って言い方は嫌だけどね。
水に僅かな糖分と味噌汁並みの塩ぶっ込んで飲めば
点滴とほぼ同等だし…

平成27年2月には某地方都市内の酒販店で
普通に売っていたものだから一寸驚いた。
昨今の甘酒ブームもあって酒祭りの時期以外も
造る(通年販売する予定)事としたようなのだが,
現在も酒販店(白牡丹と取引がある処)に卸す分を
優先せざるを得ない状況なのだとか。

売れるのは良いことだし,ここから白牡丹のお酒
(清酒)に興味を持って貰えれば良いのだけれども,
多分あまざけの儲けはそんなに多くないだろうし,
一過性(波動)需要が過ぎれば数量も読めるのだろうから,
品薄商法ではない。
以前の酒祭りでもあまざけ(壜詰)販売の無い年もあった。



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さて,清酒(日本酒)はその気になれば食米でも製造できる。
実際にコシヒカリで清酒を造った醸造場は某地方都市にもある。
白牡丹は広島県の酒蔵なのでヒノヒカリでも驚くことは無いのだが,
ヒノヒカリも物が良くなると結構なお値段のする米だから…

清酒は米のでんぷんをで糖化させた後,糖を酒母でアルコール転化する
本格あまざけは過程の途中,糖化までで終了。加熱して殺菌する。

使用米は広島で比較的調達しやすい中生新千本なのかも知れない。
(主原料に米・米麹としか書かれていないため)
五百万石だったら尚のこと「書けば良いのに…」って思う。
よく「酒造好適米」って表記があるけれども,
今時「山田錦」以外の優秀な酒米は幾らでもあるし,
敢えて米の名前を書くことによって,
酒米による香味の違いを愉しんで貰えば良いのだ。
(山田錦が優秀なのは,安定した品質の清酒が得られやすい所である。)

それから主食用米だと蛋白質などが雑味となって現れるから,
「白牡丹のあまざけ」に仕上がらない可能性はある。



何が言いたいのか?というと,
この「あまざけ」は製造自体に結構お金(人間の手間も含め)が
かかっているという事。1本900円という販売価格。
わたくしでもホイホイと買える代物ではない。
(他社の”米から作ったあまざけ”も似たような価格になるのだけども)

そして,ちょっと頑張ってあと700円程度を上積みすれば
「白牡丹 純米吟醸酒720㍉㍑」が買えてしまう…
(白牡丹純米吟醸は1,500円(消費税別途))
酒税から考えても,白牡丹 純米吟醸はお値打ち品とも言える。

酒税法(最終改正:平成二十五年十二月十三日法律第一〇三号)
第二十三条
3 醸造酒類のうち次の各号に掲げるものに係る酒税の税率は、
  第一項の規定にかかわらず、一キロリットルにつき、
  当該各号に定める金額とする。
 一  清酒 十二万円

要するに清酒1,000㍑に12万円の酒税が課税されているので,
1㍑あたりの酒税は120円。残りが材料代や壜代そのほかになる。
(壜って,一升瓶と300㍉㍑壜の価格差は大きさに比例しない。
300・720㍉㍑壜はほぼスクリューキャップというのもあって壜が高い)

結構良い酒米を使ってるんだよね。白牡丹 純米吟醸。
堂々の日本酒度マイナス2と言うだけのことはある。
(一般的に日本酒度がマイナスになると甘口とされるけど…)



ま,桃屋の食べるラー油の時のように
「なるべく早くお届けできるよう体制を…」と云って
増産はやらないのが一番良いのだと思う。
一過性の事象には付き合わないのが正解。

実際,主たる事業である日本酒製造の設備に
余裕があるわけでも無いだろうし,白牡丹が
あまざけに一所懸命になる必要も無いのだけれども,
熱望から通年で売れるように頑張っている姿勢は立派だと思う。

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