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日本酒が主になるでしょう

2015年7月24日 (金)

大吟醸 剣(末廣酒造)

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720㍉㍑壜詰・3,500円(消費税別途)

末廣酒造の大吟醸酒は3種類ある。(嘉永蔵は別)
上から順に

・玄宰     典型的「大吟醸酒」と言えよう。鑑評会酒
・剣(本品)  中庸の美徳。
・舞       口当たり・香り共に柔らかい。分かり易い。

である。
試飲(普段は無い玄宰を含む三種類全てが試飲できた)の結果,
「剣」が丁度良い。綺麗過ぎず,柔らかすぎない。
文字通り「切れの良さ」は抜群。
わたくしのお奨めの一つ。
あー,あれだ。中庸の美徳っていうやつ。

しかし,末廣酒造の人も「剣って,真ん中で目立ちにくい」とは言ってた…

なお,嘉永蔵のお酒は面白いから(蔵酵母の生もととか),
関東地方在住の方は会津若松へ行ってみてはどうだろう。
中国地方では考えられない(申し訳ないが)僻地まで鉄道があって,
しかも電化されていたりする不思議な所ではある。
会津田島西若松間は非電化)
そりゃぁおめぇ,カルチャーショックも受けるわ。
山んなかの駅に「浅草行」電車 が居るんだぜ…



会津若松に行ったんだよ。去年。(平成26年4月)
その際,街をたっぷり歩いたのだけれども,
醸造場を見かけてそのまま入っちゃった…
(見学ができます)

色々観させて貰った。酒造も終わっていたため,
仕込み用の木桶なども見たのだけれども,

・生もとやってます
 →(竹原の)竹鶴がガチでやってます。蔵酵母で。
・木桶でもやってます
 →(竹原の)竹鶴で木桶仕込みしている所を見ました。
   柿渋塗ったり熱湯消毒したり手間がかかると竹鶴さんに説明して貰いました。

などと全くかみ合わない会話をやった覚えはある。
会津(福島県)の人が広島県(西条を含め全県的に酒造が盛ん)の事を
よく知らないように,広島の者が知る機会の少ない所が東北であろう。

時間と費用が結構掛かるんだよね。東北…
広島県あたりからだとヒコーキでサクッと仙台まで行っても,
盛岡までは新幹線だから結局,結構な路銀と時間が要る。
福島や会津へは,東京まではそれ程時間と金はかからない。
西日本旅客鉄道株式会社の新幹線東京往復切符が3万円程度。
しかし東京~福島・会津若松間のプラスアルファが…
(一般鉄道で片道約4千円。東武有料特急代金など別途。)

其処までして遠くへ行くのならば,ついでだ。もっと遠くへ。
へぇで(音戸弁で(それから)の意)「北海道」になっちゃうんだよ…
(折角のヒコーキだから沖縄という事も。海外はハードルがあるので)

それでも青森と冬の盛岡は,いつか必ず行くのだと決めている。
(八月の盛岡は行ったけど,あの日の天気は悪かった…)

あゝ,会津若松でたっぷり歩いた訳は,
最終のバスに乗り遅れてしまった上,見知らぬ土地だから,
取り敢えず会津若松駅に向かって歩いたのだけれども,
某地方都市の街区とは異なる趣の複雑な街路によって,
道を誤った挙げ句,会津若松駅が見えてからが遠かった。
ヘイ!タクシーって言っても某地方都市以上に流しのタクシーは居ない。
オラ終いには完全に住宅地に紛れ込んでたぞ。

公共交通機関(主にバス)の既存概念も判断の邪魔をした。
某地方都市と比べ物にならないほどの公共交通機関の使え無さ。
東京へは新幹線以外,例えば在来線でも常識的な時間で到達できる。
そんな会津若松市内(市街地内)の公共交通は?というと,
18時台にはバスの運行が終わるんだよ。只でさえ運行本数自体,少ないのに…
(この辺りは別の機会でやろうと見込んでいる行政用語ですよ!

もっとも,広島県もヨソの事は言えない。
沿岸部はともかく,島嶼部や山間地域は,
マジ軽乗用車でも良いから「自家用の四輪車両」が無いと生活に不便する。
無ければ無いなりにやれるが,無いと買い物とか病院通いとか,
車の有無は有意に差が出るんだよ。現代の地方って所は。



しかし,そんな者でも共通の話題があった。野口英世である。
末廣酒造にもゆかりの品があるので色々話をした。
内容はお察し下さい。

2015年7月 7日 (火)

あまざけ(白牡丹酒造)

※本品はお酒じゃありません

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720ml詰・900円(消費税は別途)

米粒がそのままだから口当たりは
もの凄く柔らかくして失敗した粥のごとし。
甘み(風味)が白牡丹のお酒の甘味。
ここが本品の特徴である。お奨めする。

酒粕で造った「甘酒」は,あれはあれで良い物だ。
春先には酒粕を買ってきて自作すれば,なお良い。
某地方都市あたりは時期になると吟醸酒粕なんて
良く置いてあるから楽しむ機会は幾らでも。

問題は「本格あまざけ」には,
香味が個人の嗜好に合わない物がある。
製造にお金がかかるので,
どれも結構良いお値段がするものだから,
イマイチな物に当たると,どうしようもない…



昨今はやっているらしい「本格あまざけ」
「飲む点滴」って言い方は嫌だけどね。
水に僅かな糖分と味噌汁並みの塩ぶっ込んで飲めば
点滴とほぼ同等だし…

平成27年2月には某地方都市内の酒販店で
普通に売っていたものだから一寸驚いた。
昨今の甘酒ブームもあって酒祭りの時期以外も
造る(通年販売する予定)事としたようなのだが,
現在も酒販店(白牡丹と取引がある処)に卸す分を
優先せざるを得ない状況なのだとか。

売れるのは良いことだし,ここから白牡丹のお酒
(清酒)に興味を持って貰えれば良いのだけれども,
多分あまざけの儲けはそんなに多くないだろうし,
一過性(波動)需要が過ぎれば数量も読めるのだろうから,
品薄商法ではない。
以前の酒祭りでもあまざけ(壜詰)販売の無い年もあった。



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さて,清酒(日本酒)はその気になれば食米でも製造できる。
実際にコシヒカリで清酒を造った醸造場は某地方都市にもある。
白牡丹は広島県の酒蔵なのでヒノヒカリでも驚くことは無いのだが,
ヒノヒカリも物が良くなると結構なお値段のする米だから…

清酒は米のでんぷんをで糖化させた後,糖を酒母でアルコール転化する
本格あまざけは過程の途中,糖化までで終了。加熱して殺菌する。

使用米は広島で比較的調達しやすい中生新千本なのかも知れない。
(主原料に米・米麹としか書かれていないため)
五百万石だったら尚のこと「書けば良いのに…」って思う。
よく「酒造好適米」って表記があるけれども,
今時「山田錦」以外の優秀な酒米は幾らでもあるし,
敢えて米の名前を書くことによって,
酒米による香味の違いを愉しんで貰えば良いのだ。
(山田錦が優秀なのは,安定した品質の清酒が得られやすい所である。)

それから主食用米だと蛋白質などが雑味となって現れるから,
「白牡丹のあまざけ」に仕上がらない可能性はある。



何が言いたいのか?というと,
この「あまざけ」は製造自体に結構お金(人間の手間も含め)が
かかっているという事。1本900円という販売価格。
わたくしでもホイホイと買える代物ではない。
(他社の”米から作ったあまざけ”も似たような価格になるのだけども)

そして,ちょっと頑張ってあと700円程度を上積みすれば
「白牡丹 純米吟醸酒720㍉㍑」が買えてしまう…
(白牡丹純米吟醸は1,500円(消費税別途))
酒税から考えても,白牡丹 純米吟醸はお値打ち品とも言える。

酒税法(最終改正:平成二十五年十二月十三日法律第一〇三号)
第二十三条
3 醸造酒類のうち次の各号に掲げるものに係る酒税の税率は、
  第一項の規定にかかわらず、一キロリットルにつき、
  当該各号に定める金額とする。
 一  清酒 十二万円

要するに清酒1,000㍑に12万円の酒税が課税されているので,
1㍑あたりの酒税は120円。残りが材料代や壜代そのほかになる。
(壜って,一升瓶と300㍉㍑壜の価格差は大きさに比例しない。
300・720㍉㍑壜はほぼスクリューキャップというのもあって壜が高い)

結構良い酒米を使ってるんだよね。白牡丹 純米吟醸。
堂々の日本酒度マイナス2と言うだけのことはある。
(一般的に日本酒度がマイナスになると甘口とされるけど…)



ま,桃屋の食べるラー油の時のように
「なるべく早くお届けできるよう体制を…」と云って
増産はやらないのが一番良いのだと思う。
一過性の事象には付き合わないのが正解。

実際,主たる事業である日本酒製造の設備に
余裕があるわけでも無いだろうし,白牡丹が
あまざけに一所懸命になる必要も無いのだけれども,
熱望から通年で売れるように頑張っている姿勢は立派だと思う。

2012年8月26日 (日)

三谷春 本醸造しぼりたて(林酒造・呉市倉橋町)

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このお酒,スペックだけ見ると「ガツン」と来そうに見えるんです。
アルコール度数19-20度ですから。

しかし,搾りたて生詰め(火入れ無し)ですから,
口当たりは総じて柔らかくなる。(但し,若々しい酒となる事も)

若いお酒は
・香りが高かったり,ストレートだったりする。
・口当たりが柔らかかったり,旨味が不足気味に感じられる(物足りない)
場合もあるのですけれども,しっかり造ってあり,且つ「出荷しても差し支えない」と
杜氏が判断して売るものならば,相応の自信があるのでしょう。



さて,蓋を開けると耽美な芳香。良いですね。
呑んでみた処「とても飲みやすい」…
本当にアルコール度数19度もあるのか?と思うくらいの「旨口」なのです。
日本酒の原酒となると,アルコール度数20度近くとなり,一般的な日本酒の
アルコール度数15度とは訳が違う。「ガツン」とくるものが多いのです,が…
(但し,人によっては「甘い」と云うかも知れない。嫌らしくない甘味なのですけれども)

終始飲みやすく,スイスイ入ってしまったものですから,
きちんと後から度数分の酩酊感は出てきます。
(一日一合以上は呑めない人なので,体に問題を生ずる量には達しない)
良く出来たアルコールは,こういう「魔法の水」の様な大らかさがあるので,
良い原酒に慣れると普通の日本酒(アルコール度数15度前後)では
余程克くできていない限り,香味が物足りなく感じるようになるのがアレだ…

日本酒の原酒は,飲む人との相性が強烈に現れますから,
合わない人にはどうしようも無い。という危険アイテムではありまするが,
其の希少性から,使い物にしようと見込んでいる。



十年前までは,日本酒業界皆さんこぞって「吟醸香」を出そうと
必死だったものですが。今や「控えめな芳香の食中酒」にばかり執心したり。
流行を追いすぎると,蔵の色が無くなってしまうんですがねぇ…
どうせ「超巨大蔵」には敵わないんですから,各々特色を保持しつつやって行くのが
拘り(プライド)というものだと考えるのですが,
拘り(プライド)ではお腹いっぱいになれない現代。寂しいです。

三谷春(林酒造・呉市倉橋町室尾)

廣嶋県下で醸造量の最も少ない蔵。

何故かわたくしの存するご町内に特約店があったりするのですが,
一升瓶しか置いていない…
(ハズレだった場合,最初一合は飲むから,残り約1,600粍㍑をどうするのか途方に暮れる)

だったら「行けば判るさ」で行ってはみたものの,
あの辺りは老舗ほど「路地裏」に在るのでした…

過去二回,土曜日に行ってみたものの「判りませんでした…」
一応,第二種原動機付き自転車や軽二輪で行ったんですがね。
立派な「お屋敷」が多いんですよ。倉橋って所は。

曾ては国会議事堂にも使われている「花崗岩」で大儲けした所ですし,
元々潮待ち港+漁師町とは云え,「旧家・名家」が多いのですな。
(その集落の住民の殆どが親戚とか,同じ氏の方が沢山いらっしゃる)



さて,盆は暦通りの勤務でしたので,わたくし,遅い「お休み」中なのです。
平成24年8月24日(金),1530にもなって,ふと「行ってみようか…」と
思い立ったのですが,三度目も散々集落内を周回しています。
しかし,遂に「煉瓦造りの煙突」が見えましたので,
「発見」したと思ったのもつかの間,直線で見えても,路が無いんですわ。
(土壁造りの邸宅の庭を歩けよう筈も無い。新興住宅の様に単簡には行かない)

さて,其れなりに回り道をした結果「煙突らしき物」は見えなくなりました…
しかし,大河ドラマとは無関係なのでしょうが,漆喰をやり直した綺麗な白壁が
現れました。軽自動車ならば十分進入できる道に到達したのです。
(但し,県道から真っ直ぐ入れない。一本奥の”旧道”からも車両は入れない)

三度目にしてやっと到達した其の場所は,立派な庭に芝が青々としておりまして,
撒水中でしたので,芝生方面の写真は控えました。

(図イ)
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すでに1630時でしたから,夕飯時も近いことから申し訳なさそうに
事務所らしき所を覗いてみました。誰も居ません…
予想通りではありまするが。

奥の倉庫で片付けをしている方に問うてみた処,事務担当者を呼んで下さいました。
三度目にして到達した旨を伝えると,
「土日祝はお休みです。週二回程度,某地方都市中央まで行くので配達もしますし,
電話およびFAXで注文下されば,送料無料で送ります」
(おいくら以上買えば送料無料になるのかは謎。一本でもロハかもしれない)

そうですか…でも,勤務先に配達はまずいでしょ。真っ昼間から「酒買うちょる」となります。
其れはいけません。

(図ロ)
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へぇで(それでの意),三谷春は醸造量が県下で最も少ない蔵ですから,
基本は「吟醸・本醸造(上撰・佳撰)」の三本です。
本醸造「搾りたて原酒生詰(要冷蔵)」や火入れおよび割水で調整した
「一升壜」詰めなどになります。

取り敢えず,本醸造しぼりたて原酒生詰(要冷蔵)と吟醸を買ってみました。
あとは「飲んでみるだけ」です。



(図ハ)
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三谷春(文化三年創業)

林酒造株式会社
広島県呉市倉橋町室尾西11777番地

県内でも歴史のある醸造所の一つ。海の近くに在るが,花崗岩を通った水は
塩分も殆ど無く,ミネラルに富むことから醸造に向く。
昭和五十年頃までは,小さな町毎に醤油蔵や酒蔵があったものでした…


2012年2月11日 (土)

千福 蔵元限定 たれくち(呉市:三宅本店)

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昨年12月頃だったか、完全予約制として予約中だったもの。
中堅蔵で「たれくち」(絞ったお酒が出てくる所)を売りたいと
考えて、実現まで結構調整に苦労したとか。
(中堅蔵以上の酒造メーカーだと、工場みたいなものなので融通が利きにくい)



さて、無濾過かつ無処理(加熱していない)のため
「冷蔵庫で保存して下さい」とある。
室温だと、酵母が生きているので発酵が進む。
炭酸ガスの発生による、開栓時の噴き出しの恐れがあるため。

しかし、このような「酔狂なモノ」を手に入れようとする者は
其れなりの知識を持っていて貰いたいと想うわたくしであったが、
酒は頭で呑むものではないからなァ。



さて、この品、冷蔵庫から出した直後に呑むと「苦みが立つ」のであった。
日本酒も綺麗な造りの物だと、摂氏10度程度にしないと、本来の味わいが楽しめない。

結局、冷蔵庫から出しておいた。
翌日、摂氏10度程度の状態で呑んだ。丸みがあり、やや甘みを感じる。
生酒よりもやわっこい口当たり。品のある酸味。コクは其程強くはない。
そして、少し炭酸ガスが生じたのか「炭酸の刺激」がほんのりとある。

噴き出し防止のため、ガスが抜けるキャップを採用しているため、
余程の扱いをしない限りは「微炭酸」には至らないだろう。

但、一晩室温で置いただけでも味の変化があるので、一気に空にしない場合は
冷蔵庫に戻しておくべき。なるべく早く飲むのが正解。
日本酒好きが数人集まって、一気に空けてしまうのが理想でしょうな。

お酒の評価だけを知りたい方は此処まで読んでいただき、有難うございました。
次回は「宝剣」か「生酛(もと)でない千福神力米無濾過磨き八分」の予定です。多分。



(以下はお酒と全く関係のない「独り言」です。読まないことを強く勧告します)


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ただなぁ…個人的に「ここまで包装しないとならんのかぇ?」と思ったの。

世の中「特別な…」だったら見た目(包装)も「特別な…」でないと
気に入らない御仁が沢山いらっしゃるようで。

若い人はずっと低賃金なので、簡易包装も「こんなもの」と感じるだろう。
(まぁ、40歳以下はほぼ低賃金に抑えられているが…)

この国を大掃除するのであれば「年収500万円じゃ、やっていけない」と云う
所得層より上の者の思考を改めなければならんね。

正直、昭和末期のバブル中でも「勿体ない」精神は残っていた。
沢山儲けたら、社員に還元するべきと考え、実行していた経営者も「沢山」居た。
自らの取り分も「世間様の常識」に合わせてた。
バブル期でも、月給50万円の「社長」なんてゴロゴロ居た。
むしろ、自動車販売の営業が販売報酬込みで「月給120万円」とか持って帰ってた。

問題は、バブル期に所得(基本給)が増えたまま「下げられていない」世代。
組合とか組合とか…
賃下げしたくても難しい組織があるのだよ。元公社だった株式会社とか
「地方自治体」とか…
平成の大合併をやっても、地方公務員が減らないのは民間と同じで
「理由のない首切り」はできないからね。

※但し、国家公務員は減っている。窓口業務は受付など「誰でも出来る」所は
「任期付職員」だったり「臨時職員(アルバイト)」だったり「派遣会社の人」が殆ど。

元公社だった株式会社では、「組合闘争」として「無残業による抵抗」をやるのだが、
30歳以下の元公社100%出資子会社の社員はこう云ったそうな。
「わしらぁ、あんたら(組合幹部)とちごうて、手取りで16万じゃけん、
残業でも休日出勤でもやらんと家族を養なえんのじゃ」

純粋な民間企業だと、20歳・高卒だったら手取り15万円以下が大半じゃね?
これじゃ
「車も買わない」(維持できないから)
「泊まりがけの遊びに行もかない」(交通費や宿泊代の支弁に窮する)
「結婚しない」(子供を作りたくても、その後の養育費に辛苦するのは必至)

若者の○○離れと「抜かしおる」輩は十分勝ち組。但し自覚は無い。
「今の若者は頑張らないから貧乏なままなのだ」と云うけれども、
頑張る若者を安く使って儲けている「御前さん達」が社会に還元もせず、
自らのポッポに入れる事ばかりやってきた結果、こうなっている事に気づけない。

相手を思いやる「想像力」を欠くる者があまりにも増えすぎた。
抑も日本で「グローバリズム」をやらかしたこと自体が間違いなのだ。
昭和の頃から、生きていくだけで高コストの国で「国際競争」をやると
結局こうなることは解りきっていたから、皆、無理のない範囲で商売していた。

個人的には、昭和50年代頃が丁度よかったと思う。
国が「5カ年目標」を立てて、民間を追従させる…あれ?
これって、よくできた「ゆるやかな共産主義」じゃないか?
そう思った方は「正解」です。
日本はソビエト連邦や中共よりもしっかりした「共産主義国家」だったのですよ。
(ソビエト露西亜や中共は「共産主義国家」の前段階である「社会主義国家」から
抜け出せなかった)

上手く行っていた仕組みを「もっと良くしよう」と欲張って「いじり壊した」んだな。



現状を鑑みると、最早「勝ち負け」を云うとる場合じゃない。
このままだと国民全員が「惨めな思い」をすることになるだろう。
いや、いっその事「惨めな思い」をした方がいいんじゃね?

共通体験が無いと理解不能(ミスター・スポック)だからな。人間と云う物は…

2011年11月 8日 (火)

千福 神力純米無濾過原酒生もと造り(広島県呉市:三宅本店)

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去年から「神力」という米を使った商品を作り始めた千福。
正直、すでに神力でお酒を造っている酒造会社は既にあったので、
個人的には「時流の後追い」という見方をしていた。

昨年は精米歩合70%と85%の二種類を販売。85%は入手できなかった。
今年は春頃に精米歩合65%のみを出してきたので、
千福直売所「ギャラリー三宅屋商店」で其の事を悔しがってみた所、
「あれは昔の作りを正直にやり過ぎたので、売り方に苦労した」と云われたのだが、
そのときにはすでに「隠し球」があった訳で…

本品はここ数十年、「小綺麗」「安酒」「高すぎて買えない」「スペックオタク専用」の
印象ばかりのお酒を造っていた”千福”が変わろうとしている事を示したものとなった。

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・「ひや」で呑んだ感想

酸味・苦みとごく僅かな甘み。うっすらとした山吹色。
竹鶴をもの凄く解りやすくした味。
原酒なのでアルコール十九度。しかし、舌を刺さない。
このあたりも含めて「良くできている」

・「上燗」で呑んだ感想

「ひや」より口当たりがよい。苦みが取れ、食中酒に良いのではないか?
食事を邪魔しないお酒になる。

近々もう1本買って、冷蔵庫で2~3年寝かせても面白いと思った。
720ml入 ¥1,575-



個性の強さで並べると

竹鶴>龍勢 黒ラベル(藤井酒造:竹原市)>千福 神力米純米無濾過85生もと造り
だろうから、これが大丈夫ならば「竹鶴」も大丈夫であろう。

しかし、「竹鶴」の「生もと」は本当のガチンコ勝負ものだからな。
「蔵付き酵母」(酵母を添加せず、蔵の空気中に漂う酵母と乳酸菌を頼りに)でやっているから。



中堅蔵の千福(三宅本店)という「会社」がよく許可したものだと感心した。
これはちょっと…」という物も出てくるが、これからの人にやらせてみるのは良い事だ。
ただ、「色々な味のお酒」を造らせるのはよいが、これからの千福の「味」について、
一定の方向性は示して貰いたい。

うちの規模なら「如何様にも造れます」と取られかねないよ。

2011年9月27日 (火)

千福 夏にごり…

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旧暦で9月1日である今日、夏にごりを飲むというのも微妙なのだが、
8月中旬頃からの体調不良で、これまた已む無くつきあいで飲むと
翌日は働けないという非常事態だった故、今頃開けてみたのだが…

低アルコールに仕上げてあるから(12度)「がぶがぶ」飲んで貰いたかったのか?
飲みやすいを通り越して「味無し・癖無し・飲む価値なし」

真夏、のどが渇ききった人がキンキンに冷やして是を一気に空けるという
コンセプトならば、其れは間違っているぞ。
低アルコールなので、女性にもどうぞ!は安直である。
(アルコール度数が高い「養命酒」(14度)が苦戦しているのは事実だけれども)
今時の女性は「焼酎」や「淡麗辛口」な日本酒ならば結構飲むのだよ。

その上、氷水や麦茶、現代ならばスポーツ飲料など、暑い時に飲むものは幾らでもある。
是が30年も昔ならば、瓶詰めの「カルピス」とかも見受けられた…

千福さんは杜氏さんの若返り中であり、色んな意見を元にチャレンジする精神は買うが、
営業の意見が強すぎると、こんなつまらない物が市場に出てきてしまう。
トヨタ(自動車)の歴史を学んでいないな。

抑も、広島では珍しい「辛口」が売りの酒蔵が時流に流されてどうするよ…

そして、わっちは残った三合を一体どうしよう…と考えるのであった。
(にごり酒だから料理酒への転用も難しいし、上澄みだけ飲むと「全く味がない」…)

2011年8月25日 (木)

(終売)帰ってきた「仁方のジョニー」(宝剣酒造:広島県呉市仁方)

※宝剣酒造様におかれましては,
平成23醸造年度から,商品展開の見直しがありました。
従って,本品は流通在庫で終了の見込みです。

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「仁方のジョニー」が帰ってきました!
本日発見したため即、買って帰りました。嬉しいなぁ。

帰ってきたのが、問い合わせをした結果かどうかは判りかねますけれども、
「広島の地酒」より100万倍良い。

だって「宝剣」自体「知らない」っていう広島県民、多いですから…
だったら、「仁方のジョニー」で良いんですよ。この方がよっぽど面白いから。
この、一寸した胡散臭さに遊び心を感じるんです。

なお、宝剣酒造さんのHPには「旧型(角瓶)」の写真が掲載されています。
興味のある方は検索サイトなどで辿り着いて下さい。
「商品一覧」の商品名またはラベルをクリックすると、旧型の写真が見られます。
(平成23年8月25日現在)

唯、宝剣酒造さんの頂点「大吟醸 至高 吟のしずく」は飲んだことがありませんごめんなさい。
やっぱり値段が…
(大吟醸 吟のしずく は飲みました。美味しいです。上品です。綺麗です。山田錦です。)

個性を求めるのならば「純米吟醸 芸酒」(八反錦)とか、
「本醸造 冷酒用 仁方のジョニー」(中生新千本)が
酒米ごとの特徴が立っていて面白いかも。

つかいもの(贈答用の意)にするのならば、無難に吟のしずくにすべし。
日本酒は、先方の嗜みを知った上で贈答するか、無難なものにするか、
判る人ならば判ってくれるだろう」というバクチに打って出るか…
それくらい、日本酒はバラエティに富む嗜好品ですから。



仁方には、有名な醤油「きぢ」もあるし、結構芸予地区は醸造で成果を上げている。
真面目に良い物を造っていれば、顧客も判ってくれる(買ってくれる)ものなんです。
(醤油も立派な醸造品です。お酒と同じく「醸界タイムス」でも取り上げられます。)

2011年7月18日 (月)

宝剣 本醸造 冷 (宝剣酒造株式会社:広島県呉市仁方町)

梅雨が明けたら、とびきり暑くなった。
もう少し加減をしてくれても良いものを…

何に文句を言っているのか良くわかんない人、正常です。

さて、最近の日本酒は”冷やして”(摂氏10度程度)というものが
多いのだけれども、真夏だとこの”10度”というのが面倒になる。
冷蔵庫だと”冷えすぎる”のだ…

味も香りも楽しめない。だからといって壜ごと冷蔵庫の外に出せば
露が付いてこれも嫌な物だ。

結局、一合徳利に移して10分程度待つことになる。
それくらい日本酒は温度で味わいに差が出る物なのだ。
だから、真夏でも本当の「ひや」(常温)で充分いける酒は立派だと思う。
でも、夏だから冷た~い日本酒も飲みたいではないか。

さて、手っ取り早い方法として、”キンキンに冷やしても味が愉しめる”
お酒を探せば良いのだが、これが難儀するのだ。
(思ったほど、この手の日本酒は都合良く見つからない)

幸い、この時期になると飲みたくなるお酒がここにある。

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寶劍(宝剣)本醸造 冷(冷酒用)である。
平成23年3月頃までは、四角い壜で「仁方のジョニー」というラベルを貼っていた。

このお酒、普通に地元のスーパーで売っていた物だが、
「四角い壜の仁方のジョニー」で憶えていたから、
何処に行っても見つけることが出来ず。製造終了かと思った時、
某地方都市で驚異の粘りを見せる「十合」のお酒売り場にあった。
(此処って撤退か?と噂が立つ度に「そんなこと無い!」と反論。健在なり)

なんと「普通の丸壜」になっていた…角瓶ではないからか、
「仁方のジョニー」のシールもない…
あのネーミングの胡散臭さと、中身の旨さが堪らなかったのだよ。

酒販担当者に伺う所「4月頃から普通の壜しか入って来ない」とのこと。
あの「角瓶」の風情が良かったのだ!「仁方の…」のシールも含めてヽ(´▽`)/

こうなると徹底的に行こう!宝剣酒造に問い合わせだ!

回答(概要)
角瓶のスクリュー部(ねじ部分)に強度の問題が見つかり、
破損の可能性を鑑みた結果、やむなく丸壜に変更しました。
中身については変わりありません。

うーむ、已む無し。輸送中の破損ならともかく、
開栓時に万が一の事があれば、中身を愉しむ処ではない。
「じょにー」は居なくなったが、味は変わっていないから。

個人的には、仁方を代表する酒蔵は「宝剣」
(意見には個人差があります)

仁方の酒蔵は、もう一つの方が有名だけれども、口当たりが無難なの。
あと、何が気に入らないのかというと、トップページの写真。
どーしても気になる向きは検索サイトなどから調べて熟知すべし。
(注:この酒蔵は二つURLがある。気に入らないのは.comの方)
わたくしは、虎の威を借るナントカは大嫌いな人なのだ。
こんな事をしなくても、実力は充分ある酒蔵なのに…勿体ない。


宝剣 本醸造 冷酒用

味:やや中口。広島のお酒らしく、適度に甘みと酸味があり、キレもある。
  キンキンに冷やしても良し。でも若干苦く感じるかも。(旨味が弱く感じる)
  やっぱり摂氏10度前後が最適かと。旨味と香味が適度に立ってくる。
色:ほんのり黄金色。宝剣酒造は必要以上にろ過をしない。
価格:300ml入り 357円

2011年6月19日 (日)

同期の桜 上撰 (江田島銘醸株式会社)

種類別「普通酒」ですわ…

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通常、このような姿で流通しています(300ml壜)
「養命酒」に付いている感じのプラスチックク製「猪口」付き。370円(税込)
法事とかで配ったり、神棚(のある家、本当に少なくなったけれども)に上げたり。
やはり需要があるのですよ。

さて、どの酒造メーカも「普通酒」は「ひや」(常温の事!←ココ重要)または「熱燗」で。
というのが相場なのだ。

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呑んでみると、普通の人ならば「日本酒らしい日本酒」と思うでしょう。
「同期の桜 純米酒」も同様の香味なのだが、ここのお酒は”味”がある。

(日本酒度がプラスだと「キレ」が良く、酸度が多くなると「濃厚・ふくよか・旨味」があると
言われるが、毎度のことだが”あまりあてにしすぎては良くない)

熱燗にしても嫌みが無く、「ひや」と大差無いのが良い。
燗にすると「もの凄く呑みやすくなる」(だけ)の酒とかあったりするから…

熱燗から呑み始めて、ちゃっちゃと呑まないとぬるくなってくるのだが、
このお酒は「人肌燗」の領域だとちょっと落ちる。谷間がある。

冷蔵庫で冷やして呑むには不適なタイプ。「うまみ」が伝わってこなくなるので、
折角のお酒がもったいない。

「こやつ、何時も4合(720ml)1,500円以上の酒しか呑んでいない」と思われるのも癪だしな。
実際に呑んで「駄目なものは駄目」と判断している。
(味覚および”呑める絶対量”には個人差がありますので、ご容赦を)

申し訳ないが、金賞受賞酒でも「自分には合わない」と思ったら「料理酒」にしたり、
最悪の場合「流す」。合わない物に我慢してまで付き合うなんて事はやってません。



しかしだなぁ、某地方都市で一番大きい会社の「紙コップ酒(赤)」で2時間ほど
気持ち悪い思いをしたことがあるので、安いお酒=それなりの印象はなかなか消えない。
このことについては結構トラウマ